モンゴルツアー 2016 ツアーレポートその2
8月1日(月) 2日目 その1
中央県バヤンウンジュール村 アルブルドキャンプ場へ
ウランバートルの朝は気持ちがいい。標高約1,300メートル、大都市とはいえ、そこはやはりモンゴル、空気が乾いていて空の青さが日本の空とはぜんぜん違う。ツアー2日目の朝、まずはバヤンゴルホテルからUBの中心、チンギスハーン広場までみんなで散歩。
チンギスハーン広場。左端の建物が国会議事堂。中央にはチンギス・ハーンが左にオゴタイ・ハーン、右にフビライ・ハーンを従えて玉座している。
午前中は市内観光する予定だったんだけど、渋滞緩和のための車のナンバーによる通行規制にひっかかり、市内を自由に走れないことが判明。朝の散歩を終えてホテルに戻ると、市内観光をパスして早々と草原へ向けて出発することに。目指すは直線距離130キロ南にあるアルブルドキャンプ場!
アルブルドキャンプ場は、中央県の県庁所在地ゾーンモドから南へ100キロほど行ったところにある。数年前まではほとんどの道のりを草原のでこぼこみちで行かなければならず、運転手によっては6〜7時間かけて、途中で何度も遊牧民のゲルに寄って道を聞きながらようやく辿り着くというようなことも多かったけど、ここ数年で舗装化も進み、ずいぶん道も良くなってきた。行けども行けどもいつまでたってもたどり着く気配がなく、みんなが不安になっているのを感じながら、もうこんなツアーを企画するのはこれきりにしようと思ったことも何度もあったけど、今年はどんな旅になるのか?
バヤンゴルホテルを出発して、市街地南を流れるトーラ川を渡ると高層ビルは少なくなり、色とりどりの屋根の一戸建ての住宅とゲルが同居する不思議な住宅街がひろがる。
昨日降り立ったチンギスハーン国際空港の草原にまっすぐ伸びた滑走路。アルブルドキャンプ場へは空港のすぐ脇を通り、司馬遼太郎も宿泊した旧国営ツーリストキャンプ、ウンドゥルドゥブキャンプ場を過ぎ、そこからさらに南へと向かう。