モンゴルツアー 2016 ツアーレポートその3

2016年 モンゴルツアーレポート初日

日目 その2 
中央県バヤンウンジュール村アルブルドキャンプ場へ

僕らを乗せた車はウランバートルを離れて草原に一本道をひたすら南へと走る。今年のモンゴルは雨が多く、草原の草もいつもよりもよく茂っている。どこまでも続く草原や家畜の群れを見ていると眠くなる。車内を見るとみんなもうとうとし始めている。

どれくらい寝ていたのだろうか、車は草原のど真ん中、道路脇に突如現れた食堂へ道を訪ねるために停車した。

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南へまっすぐに伸びる道路脇に久しぶりに現れた建物。モンゴルのドライブイン。

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今回は道を聞いただけだけれど、田舎に突然あらわれるこういったお店では、ボーズやホーショール、スーテーツァイ、馬乳酒など、昔から変わらないメニューの店が多い。

少し休憩した後、車はいよいよ舗装道路をそれて草原の道へと入る。ここから先、目的地のアルブルドキャンプ場まではずっとでこぼこみち。一番後ろの座席に座っていると、時々天井に頭をぶつけそうなくらい飛び跳ねたりするけど、ああ、モンゴルにやって来たなあと気分は盛り上がる。道が舗装されて便利になるのはモンゴルの人たちにとっての願いなのだろうけど、土埃のあがる未舗装の道を疾走する楽しさはやっぱり旅には欠かせないなあと思う。

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羊や牛の群れを横切りながら進む。舗装道路から草原の道へ出ると、家畜との距離もぐっと縮まる気がする。

峠を越えてしばらく行くと、遠くにエルスン・タサルハィと呼ばれる砂丘が、その手前の平原に見慣れた三角の山が見えてくる。あの山を回りこんだ南西側、砂丘の手前が目的地のアルブルドキャンプ場だ。今回のツアーの運転手のムンフーは初めて行く場所にもかかわらず、今までの旅の中でも一番的確に目的地を目指してくれていて嬉しくなる。山が見えてからさらに40分ほど走っていよいよアルブルドに到着。ちょうどお昼ごはんの時間だ。

アルブルドキャンプ場は宿泊のためのゲルが10棟くらいと、図書館ゲル、シャワーゲル、物置ゲル、2つのゲルを繋げたレストランとキッチンゲル、木造のトイレ、それにみんながくつろげるテントが草原に並んでるだけの、とてもシンプルなキャンプ場だ。遊牧民の住んでいる環境にとても近いのと、働いている人たちのほとんどが近隣の遊牧民というのがここアルブルドに毎年来ている大きな理由だ。家畜が入ってきて糞をするのを嫌って冊をたてたり、電気が煌々と輝きステレオから音楽が流れるようなツーリストキャンプ場もある中、こういう場所は少数なのかもしれない。

数日前からの熱波で真昼の乗馬はきついので、暑さを避けてテントの下やゲルの中で昼寝をしたりしなが夕方まで過ごす。暑さも少し和らいだ5時近くから2時間ほど乗馬。馬にまたがると風が少し涼しく感じられ、ほんのちょっと目線が上になるだけで遠くまで見渡せて気持ちがいい。明日からの乗馬に備えて身体を慣らすために、近場の井戸まで馬に水を飲ませに行きのんびりとキャンプ場へ戻る。午後8時過ぎ、夕食を食べる頃になってようやく夕暮れ。夏のモンゴルの一日はとても長い。

アルブルドキャンプ場にて地平線に沈む太陽とアルブルドキャンプ場。この時間になるとさすがに昼間の熱気も冷めてきて気持ちがいい。

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