屋久島 その2 

屋久島淀川登山道を歩き、投石岩屋にて野営。大きな岩の陰で寝袋にくるまって、星が出るんじゃないかと空を気にしながらうとうとと眠る。何度目かに目覚めると頭上を遮る岩の間に星が輝いているのが見える。寝袋を出て手探りで靴を履き岩の上に登ると、屋久島の森の上には満天の星空が広がっていた。

屋久島の夜、ほとんど眠らずに撮った星の写真をご覧ください。

南天の空。さそり座、射手座の間を流れる天の川。
真夜中だけど風が生暖かい。あたりの森からは鳥の鳴き声が聞こえてくる。どんな鳥が鳴いているのだろう?

投石岩屋の寝床から見上げる空。

岩を降りて少し眠って明け方3時に再び岩の上にのぼると天の川が黒味岳の頂上に立ち上がっていた。
写真を撮った時は気が付かなかったけど、天の川の上に流れ星が!東の空がだんだん白んでいく。


北の空の天の川。カシオペア、その右にはアンドロメダ大星雲が見えてる。

東の空にはペガサス座、そしてカシオペア。

金星が登ってくるころ、投石岩屋にて野営していた人、投石平にキャンプしていたグループが次々と出発していった。

周りの山の木々がぼんやり見えてくるころ
星空の撮影を終えて、寝袋を片付けて5時ちょうどに投石岩屋を出発。いよいよ宮之浦岳へ。朝の澄み切った空気の中、歩くスピードもぐんぐん上がっていく。前に出発していったグループを追い越して、振り返ると朝焼けの中に今しがた横を通過してきた翁岳が。宮之浦岳山頂まであと少し。


 6時少し前に宮之浦岳登頂。日の出には間に合わなかったけど山頂に一番乗り。

その3に続く

 

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