** 2005/03/08 – London [到着] ** 3月8日夜明け前、ヒースロウ国際空港に降り立つ。 出国前日まで忙しく這いずり回って、明け方4時近くまであれこれ探し物をしたりと準備におわれて、くたびれはてた。好きで計画したにもかかわらず、ああ、めんどくさい、行くの止めようかなあ、などと本気で思ったりもするから勝手だ。 2年前一月ほど住んでいたことのあるアールズコート駅で降りて、ネットカフェでサーシャ(僕の1stCDを作ってくれた友人。CDの最後の詩は彼の作品)が起きるのを待って、8時半に電話をいれる。彼の住むハマースミスで待ち合わせ。彼は僕の死角である左側から近づき知らん顔で隣に並び僕をひじで小突いた。彼の変わらない笑顔にロンドンにいるんだなあと実感。一年前が一瞬にして昨日のように思い出される。 |
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この木に登ろうとして… ギックリ腰直後。笑顔ではあるが、そうとう痛いはず。 イップスウィッチ郊外のエルム(ブナ)の古木 |
** 2005/03/09 – South-Bank ** 馬頭琴、折り畳みチェア、CDを持ち、夕方の街へ繰り出す。ロンドンでの平日の日課だ。 日が落ちる頃、一人のおばさんがCDを買っていった。
** 2005/03/12 – Ipswich [早くもピンチ] ** ロンドンからバスで2時間、イギリス東部の町・イプスウィッチ郊外の、のどかな牧草地を友達ですばらしいホーミーの歌手・ラーミと散歩した。(柔らかい陽射しの中、キジやウサギ、たくさんの鳥が鳴く中を歌いながら!)イギリスの田舎にはブナやナラの大木が所々に生えている。そんな樹の中にものすごくいい枝ぶりの樹を(登ってくれと呼んでいるように感じた)見つけた。 彼の家に戻り、しばらくしていよいよ痛みがひどくなり、とうとう打ち明ける。 |
イギリス南東部、イップスウィッチからほど近い海岸線 | 海岸で発見した巨大シェルモニュメント(約3m) |